前座
1年ぶりくらいかな、独自ドメインやらGoogle Adsense通ったりしたので、有用性のある文章だったりブログを書かなきゃという謎のプレッシャーで全然更新できていませんでした。適応障害で休学し就活し失敗→復学しつつ就活し半年留年しなんとか無事卒業できていました。卒業時はブログを書く余裕がなく、新社会人が始まってからはバタバタしており趣味のゲームすらほぼできず、寝たり同期と飲んでたりしてたら配属が終わってました。
結論から言うと今はIT系の会社で働いており、SESとして働いています。おそらくちゃんと将来を考えている方々やらITに詳しい人はなぜそんな茨の道を…(茨城に住んでただけにね)とか思う人もいると思います。
ネットで調べると SESのサジェストがあまりにも悪くて笑っちゃうね。
主に技術力がつかないという理由で新卒SESはやめとけという人が主に多く、這い上がった人はいわゆる成功者バイアスと言われているような状況が多いイメージです。
さて、余談はここまでとして今の状況は
・研修終わった感想
・配属されて現場に行ってから修士行っててよかったなと思ったこと
について話そうかなと。
研修終わった感想
一応研修が充実している会社で4か月ITの研修を行っていました。研修を受けている間は久しぶりに講義みたいなの受けているなあという感じでした。しかも大学の理系の講義より圧倒的にわかりやすい。もはや高校生に戻った感覚に近しい。とりあえず言われたことを覚えたり手を動かしたりしてなんやかんや終了。Pythonを一応大学でやってはいたとは言うものの、Javaを通してプログラミングを体系的に学べたことはお得でした。オブジェクト指向とか。HTMLやらCSSとかAWSとか最近聞いたことあるものまで実際に手を動かしてやっぱ学べるのはいいですね。これでお金払わないで逆にお金もらえるのがもっとすごい。多分5,60万円は払うんじゃないかなこれ。お金もらって勉強していいのか、これという感想。あと同じ年代の人たちと勉強したり、情報系の同期に教えてもらえるのすごい、てかやっぱり情報系出身でITできる人はすぐできる。
未経験の他の修士の人も吸収力がやっぱり違うので、やっぱなんか自分はほかの人より覚えたり理解するのがすごい遅い気がしたんですが、その方は昼休みテキスト読み込んでたりしてるのでそういう細かなところで差がでたのかなと思ったり。
ただ、私のモットーは休みたいときは休むなので休みました。
あと言い訳すると小学生の時から人より物覚えだったり理解力が低く反復演習を泣くほどして*1なんやかんや後から挽回したタイプなので初速が遅いのは仕方がないかなと。浪人してるし。
まぁ人並みにやると、今いる集団で平均を緩く下回るレベルをキープするタイプということがわかりました。
今の会社に入った理由として
・休みがとにかくほしい
・メンタルを崩さない、崩すような人がいない(not 体育会系)
・とにかく緩く仕事がしたい
というような理由で入社しました。入ってみると、これらの上の希望は大体叶いました。その代わり収入にはあまり期待できませんし、スキルの向上心などは各自に任せるような感じ。
居心地は修士時代に比べると遥かによく、適応障害の薬を全て断ち切っても朝は起きれるし夜は疲れて眠れる。
ただ、自律神経系が原因の症状や慢性胃炎はまだ治っておらずたまに症状は出たりしますが、研究室でほぼ毎日研究室や大学の最寄りの駅に着いた瞬間吐くというような状況ではなくなっていました。
月日が経つと状況は良くなり7月には吐くようなことは滅多にしなくなりました。
やはり環境を変えることは大事ですね。
自分が劣等生であるというのはもう嫌というほどわかっていたので、とりあえず勉強やら知識やらの方面で人と勝負するのは辞めて飲み会の盛り上げ役として徹することにしました。*2
研修が終わったので配属次第になってまぁこの戦法がちょっと難しくなりました。
配属されて現場に行ってから
配属されて初日。なんかよくわからない場所に先輩は1人いるらしいという話を聞き、とりあえず向かう。新しく刷ってもらった名刺をリュックに詰め、早めに到着するつもりが間に合うか微妙な電車に乗ってしまったので急いでほかの早い方法へ変更するもあっさりと現場到着。夏真っ盛りで灼熱の中ジャケットは息苦しい。緊張の中ペコペコ挨拶するも元気がなくなり、執務室に案内される。ドアを開けた瞬間戻ってきたこの感覚。
これは、ここは……
まるで研究室のような環境だなと第一印象で思った。注意事項やらなんやら説明を受けじゃあ早速業務ねと渡されたマニュアルの山。これ見てわからないことは聞いてねーと言われマニュアルやら資料を見ても全くわからない。何がわからないのかというと全体像が全く理解できない。
あぁ、なるほど、これは放任系の感じだとわかった。
懐かしい記憶だった。3年前に修士に入った瞬間テーマをまず考えてくださいと言われたあの時を思い出した。何もわからないがとりあえず先輩の研究やら卒論やら修論を見てテーマを考えたあの日と多分変わっていない。*3
とまぁなんかまぁ環境を整えたり資料作成したりで、あれ、案外なんとかなってるじゃん~みたいな風に思っていました。プログラミングするまでは。
まぁIT系といってもプログラム触るところも触らないところもありますが私のところはプログラムやらサーバーやらなんかいろいろやるっぽい場所に配属されており
あれ、聞いていた話となんか違うぞという感じでした。
が、まぁそれはそれなのでとりあえずやってみるもプログラムが追えない、手に負えない。研修では簡易的なものばかりでしたが実際のプログラムはコマンドを追っていったらサーバーに行ったりして追えなくなったり、受け取っているのがどこなのかわからなかったり、クラスが山のようにありすぎてこのクラスは何をしているの?状態だったり。
ここら辺のパッケージやらクラスに記述されてるはずの検討(仮説)が全く立たず、方針も立てられないので、人に聞く際もどう聞くべきなのかがわからず。
研修でも思いましたが、こういったものは大体ここらへんじゃないか?みたいな仮説をたてて行ったりするのですがそれが周囲の人より立てるのが圧倒的に遅い。
プログラミングやらIT系の語句のテストはそれなりにできましたが、実際に活用(プログラミングなど)するとなるとてんでダメというのが今の状況ですね。
こうした状況として圧倒的に知識不足なのが原因だろうというのが今の見解です。
修士に行ってよかったこととして、私は主にテーマ設定やら仮説を立てることができないことがうまくいかない最大の原因でした。
そしてその敗因を教授に伝えると主に前提となる知識不足が主な要因と教授に言われていました。そしてその解決策として
・毎月その分野に1万円ほど書籍を購入すること
・ノートを用いて勉強すること(not ルーズリーフ)
そのため今後の目標としてとりあえずITパスポートやら基本情報の取得と業務知識資格の取得が挙げられるのかなと思いました。
業務知識やらそのシステム独自の考えなのか、それとも汎用的に使われているIT用語だったり考え方なのかがわかっていないのが原因だったりまず質問ができないので、それを切り分けることから始めるべきなのかなと。
まとめ
修士を終了してよかったことは以下の3点にまとめられます。
・自分が陥った欠点にどのように向き合うべきなのかが分かる
・何を言われたりされても修士のときよりマシ・楽と思える
・心の中の教授が修士時代の教えを反芻してくれる